在籍確認とは何か、なぜ行われるのか
在籍確認とは、申込書に記載された勤務先に申込者が実際に在籍しているかを確認する審査手続きです。収入の安定性を確認する目的で、主にキャッシング枠の設定時や高額の与信判断時に行われます。
なお、近年はクレジットカードの在籍確認は減少傾向にあり、書類(社会保険証や給与明細)で代替されるケースや、そもそも在籍確認なしで発行されるケースも増えています。
いつかかってくる?タイミングの実際
在籍確認の電話は、申込から審査完了までの間——多くは申込の当日から3営業日以内——に、職場の営業時間内(平日9時〜18時ごろ)にかかってきます。土日祝の申込の場合は翌営業日以降になります。
本人が電話に出る必要はありません。「◯◯(申込者名)さんはいらっしゃいますか」に対して、同僚が「席を外しています」「本日は休みです」と答えるだけで、在籍している事実が確認できるため、それで完了します。
「席を外しています」という応答だけで在籍確認は完了します。本人が不在でも問題ありません。
会社名は名乗る?職場にバレる可能性
在籍確認の電話では、カード会社名ではなく「担当者の個人名」で名乗るのが一般的な運用です。「わたくし田中と申しますが、◯◯さんはいらっしゃいますか」といった形で、用件を聞かれても「個人的な用件です」などと答え、申込の事実を第三者に明かすことはありません。
これは、クレジットやローンの申込情報が本人の重要な個人情報であり、第三者への漏洩が個人情報保護法・貸金業法上問題になるためです。職場の同僚が電話を受けても、それがカード会社からの在籍確認だと判別することはまずできません。
どうしても職場への電話を避けたい場合
職場への電話をどうしても避けたい場合は、申込後すぐにカード会社のコールセンターに電話し、「在籍確認を書類で代替できないか」を相談してください。給与明細・社会保険証・在籍証明書などの提出で代替できる場合があります。
また、電話がかかってくる前に「何時ごろなら電話がつながりやすいか」を伝えておくと、本人が直接出られる時間帯に調整してもらえることもあります。
- 申込直後にコールセンターへ連絡し、書類代替の可否を確認する
- 本人が出られる時間帯を伝えて調整を依頼する
- 在籍確認の電話番号を事前に聞いておき、着信時にすぐ出られるようにする
職場にかかってきた番号がどの会社か調べるには
「職場に個人名で電話があったが、どこからかわからない」という場合は、着信番号を当サイトで検索してください。在籍確認に使われる番号は各社ごとにおおむね決まっており、番号から会社と用件(在籍確認)を特定できるケースが多くあります。
この記事に関するよくある質問
Q. 在籍確認の電話に本人が出ないと審査に落ちますか?
A. いいえ。本人が出る必要はなく、同僚の「席を外しています」という応答で在籍は確認できます。ただし「そのような者はおりません」と答えられてしまうと確認が取れず、審査が止まる原因になります。
Q. 在籍確認なしでカードは作れますか?
A. 多くのクレジットカードは、申込内容に不備や疑義がなければ在籍確認の電話なしで発行されます。特にキャッシング枠を0円で申し込むと在籍確認が省略されやすい傾向があります。ただし最終的に行うかどうかはカード会社の判断です。
Q. 派遣社員・アルバイトでも在籍確認はありますか?
A. あります。派遣社員の場合は派遣元(雇用主)に確認されるのが原則です。申込時に派遣元の電話番号を記載してください。