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遅延損害金とは?年率・計算方法・いつから発生するか【計算例つき】

2026-07-28 更新

クレジットカードの引き落とし日に間に合わず、「遅延損害金がいくらになるのか」「いつから発生するのか」と不安を感じていませんか?遅延損害金は支払いが遅れたことに対するペナルティであり、滞納が長引くほど雪だるま式に膨らんでいきます。この記事では、遅延損害金の具体的な計算方法や年率の相場、そして支払ったお金がどのように充当されるのかを分かりやすく解説します。

結論:遅延損害金とは何か?いつから発生するのか

遅延損害金とは、クレジットカードやローンの支払いが遅れた際に発生するペナルティ(損害賠償金)のことです。支払日の翌日から発生し、滞納が解消されるまで毎日加算され続けます。例えば、27日が引き落とし日の場合、28日から遅延損害金が発生します。1日でも支払いが遅れると、本来の請求額に加えてこの遅延損害金を支払う義務が生じます。

遅延損害金は日割りで毎日増える。支払いが1日でも早いほど負担減

遅延損害金の年率(法定上限と実際の相場)

遅延損害金の年率は、法律によって上限が定められています。ショッピング枠の場合は割賦販売法や民法が適用され、キャッシング枠やカードローンの場合は貸金業法や利息制限法が適用されます。2020年の民法改正により法定利率は変動制(現在は年3%)となりましたが、クレジットカードの規約ではこれより高い利率が設定されているのが一般的です。具体的には、ショッピング枠で年率14.6%、キャッシング枠で年率20.0%程度に設定しているカード会社がほとんどです。

利用枠の種類適用される法律一般的な遅延損害金年率
ショッピング枠割賦販売法・民法年率14.6%
キャッシング枠貸金業法・利息制限法年率20.0%

遅延損害金の計算方法と具体例(計算式と早見表)

遅延損害金は「残高 × 年率 × 滞納日数 ÷ 365」という計算式で算出されます。うるう年の場合は366日で計算されることもあります。例えば、ショッピング枠で10万円を年率14.6%で30日滞納した場合、「100,000円 × 0.146 × 30日 ÷ 365 = 1,200円」となり、本来の請求額に1,200円が上乗せされます。滞納日数が長くなるほど、また残高が大きいほど、遅延損害金は雪だるま式に膨らんでいきます。以下の表は、残高と滞納日数別の遅延損害金の目安です。

滞納日数残高10万円の場合残高30万円の場合残高50万円の場合
10日400円1,200円2,000円
30日1,200円3,600円6,000円
60日2,400円7,200円12,000円
90日3,600円10,800円18,000円

支払ったお金の充当順序(元本は最後に減る)

滞納後に支払いを行った場合、そのお金がどのように充当されるか(何から差し引かれるか)には明確な順序があります。一般的に、支払ったお金は「1. 費用(督促にかかった手数料など)」「2. 遅延損害金」「3. 利息・手数料」「4. 元本」の順番で充当されます。つまり、遅延損害金が膨らんでいる状態で中途半端な金額を支払っても、遅延損害金や利息の支払いに消えてしまい、肝心の元本が全く減らないという事態に陥ります。元本が減らなければ、翌日以降も高い残高を基準に遅延損害金が計算され続けるため、悪循環に陥ってしまいます。

  • 1番目:督促費用(振込手数料や書面発行手数料など)
  • 2番目:遅延損害金(滞納に対するペナルティ)
  • 3番目:利息・分割手数料(本来支払うべき手数料)
  • 4番目:元本(実際に利用した金額)

遅延損害金を放置するとどうなるか・免除されるケース

遅延損害金を放置し続けると、最終的にはカードの強制解約や、裁判所を通じた給与・財産の差し押さえといった深刻な事態に発展します。原則として遅延損害金だけを免除してもらうことは困難ですが、弁護士や司法書士に「任意整理」を依頼することで、将来の利息や遅延損害金のカットを交渉できるケースがあります。どうしても支払いが難しい場合は、放置せずに法テラス(0570-078374)や日本クレジットカウンセリング協会(0570-031640)などの公的機関、または専門家に早めに相談することが解決への第一歩です。

遅延損害金を含めた一括請求の通知が届いた場合は、すでに法的措置の直前です。至急対応が必要です。

この記事に関するよくある質問

Q. 1日でも遅れたら必ず遅延損害金を払わなければなりませんか?

A. 原則として、支払日の翌日から遅延損害金は発生します。ただし、引き落とし日の数日後に行われる「再引き落とし」で支払いが完了した場合など、カード会社の温情措置として数日分の遅延損害金が免除される(次回請求に上乗せされない)ケースも一部存在します。しかし、これはあくまでカード会社の裁量によるため、基本的には1日でも遅れれば発生すると考えておくべきです。

Q. 遅延損害金の支払いを拒否することはできますか?

A. 遅延損害金の支払いを拒否することはできません。クレジットカードに入会した際に同意した会員規約に遅延損害金に関する条項が含まれており、法的な支払い義務があります。支払いを拒否して元本だけを振り込んでも、規約に基づく充当順序により遅延損害金から差し引かれるため、結果として元本の一部が未払い状態として残り、滞納が継続することになります。

Q. 遅延損害金がいくらになっているか確認する方法はありますか?

A. 現在の正確な遅延損害金の金額は、カード会社の会員専用サイト(マイページ)や公式アプリで確認できる場合があります。もしインターネット上で確認できない場合は、カード会社のコールセンターや信用管理部門に直接電話をして「現在の総支払い額(元本+遅延損害金)」を問い合わせる必要があります。当サイトの番号検索を利用して、正しい連絡先を確認してください。

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